早期英語教育 メリット デメリット

早期英語教育のメリットとは

早期英語教育,メリット,デメリット

 

少子化にもかかわらず、親が子供の英語教育にかけるお金はどんおん大きくなっています。

 

早期英語教育,メリット,デメリット

日本経済新聞の記事より引用

 

これは早期英語教育にはたくさんのメリットがあると親御さんが考えているからです。

 

ネイティブ並みのリスニング、スピーキング力がつく

 

英語を英語のまま理解できるために何歳までに英語教育を開始しなければならないかというのを臨界期と呼びます。それは10歳頃と言われています。詳しくは下の記事に書きました。

 

⇒臨界期を過ぎたらほんとにネイティブになれないの?

 

特に音声に関して、ネイティブの発音を苦労なく聴き取ったり、ネイティブと同じような発音ができるようになるには、10歳までにある程度の英語教育を受けておく必要があります。

 

今の大人世代の多くは中学に入ってから英語を学び始めています。ですので、リスニングやスピーキングに苦労している方が多い現状があります。(もちろん努力されてネイティブ並みになられている方もいます)

 

なので、遅くとも10歳までには英語教育を受けさせておけば、その後のリスニングやスピーキングがぐっと楽にできるようになります。

 

大学入試でもリスニングとスピーキングで差が付く時代が到来

 

文部科学省は東京オリンピック開催の2020年に、大学入試でリスニングとスピーキングを必須にする改革を実施することを決めました。

 

これについては、以前の記事でご説明しましたのでよければご覧ください。

 

⇒2020年の大学入試改革で英語は実際何が変わるの!?

 

従来の読解や文法問題中心の試験に比べて、リスニングやスピーキングの比率が高まれば、明らかに幼少期からやっていた人が有利になります。これは新たな格差を生むのではと批判的な意見もありますが、わが子には勝ち組に入ってもらいたいと思うのが親心ではないでしょうか。

 

就職に有利

 

グローバル化が進む昨今、当然のように新入社員に英語力を期待する企業が増えています。

 

2013年に行われた調査では、上場企業の75%が英語を使用していることがわかりました。
上場企業の70%が採用時にTOEICのスコアを参考にしています。

 

そして、4技能のなかではリスニングとスピーキングを必要としている企業が7割にのぼっています。

 

このようななか、一流企業に入るには従来の読解中心の英語力ではなく、リスニングとスピーキング力もかねそろえたバランスの良い会話力が求められています。

 

単に座学で勉強したのでは身につかない、幼いころから英語に触れ合っていることが非常に重要になっているのです。


早期英語教育のデメリットとは

無理をすると英語を嫌いになってしまう恐れ

 

無理やり英語をやらせるて嫌いになってしまうのが最も最悪の結果です。やるのであれば楽しくできるように工夫していきましょう。そして、決して無理やりやらせないことが大事です。

 

幼児期は音声に慣れることができるだけで御の字だと考え、無理に単語や文法をたくさん覚えさせないようにしましょう。(もちろん本人がそれを楽しんでいるならOKです。)

 

もし、嫌いになりそうであれば早期教育は諦める、と割り切ったほうがいいです。

 

そもそもたいていの子は中学くらいから本格的に英語を始めるし、そこからでも十分上手になる子もいます。

 

母国語の能力が伸びず、それによって思考能力が鍛えられない恐れ

 

英語以外の学問を行う母国語が発達せず、その他の教科の力が伸びず、思考能力全体が向上しないという説があります。ただ、これは専門家の間でも意見が割れています。

 

上智大学 言語教育研究センター長の吉田研作先生は、「日本で生活している限り、日本語は自然に身に付くので問題なし!」と言い切っています。

 

そもそも英語に触れる時間など多くても1日のうちに数時間なので大丈夫でしょう。

 

ただ、このような議論があるということは頭においておいたほうがいいです。

 

やはりお金がかかる

 

英語教育はお金をかければきりがないほどお金をかけることができます。

 

日本人の先生が自宅でやっている英語教室などは、月数千円レベルで週一度のレッスンをうけられますが、英語幼稚園(プリスクール)にいれるとなると月に5〜10万はかかります。

 

平均賃金が下がり続ける今の日本では、なかなか厳しいご家庭が多いのが現実です。

さいごに

英語の早期教育はお金がかかりがちですが、最近は格安で質の高い早期英語教育を受けられるサービスが出てきています。

 

それは、オンライン英会話です。幼児向けに特化したところもあり、訓練を受けた質の高い講師が多いのですが、フィリピン人が中心であるため物価の違いから格安になっています。

 

そんな幼児向けのオンライン英会話のランキングを独自に作成しましたので、参考にして頂ければと思います。

 

⇒幼児向けオンライン英会話ランキング

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