産経オンライン英会話の口コミと評判は?

産経オンライン英会話の体験レポート

オンライン英会話を始めようと思ったきっかけ

 

産経オンライン英会話のお話に入る前に、そもそもなぜオンライン英会話に興味を持ったかご説明しますね。

 

この英会話を始める1年前にそれまで勤めていた会社を辞めて、新たにネットを使って外国向けに小売業を始めました。インターネット上にHPを用意して、お客様とは英語でやり取りすることになります。いまどきはネット上に翻訳が多くあり、なんとかやりくりしてきましたが、英語を読むにも書くにも時間がかかり、英語力アップが必要だな、と痛感する毎日でした。

 

英語力(英会話力)の向上については趣味の海外旅行でもいつも感じることでした。食堂でお勧めメニューについて質問したり、簡単な買い物をするのにもひと苦労でした。旅行では楽しさと同時にストレスも多く感じていました。

 

ちなみに私は現在40代半ばのお気楽な独身者です。大学でも英語は勉強しましたが専門ではなく、辞書があればなんとか読み書きができる程度の理解力です。基本的な文法はマスターしているとはいえ、これまで旅行以外では20年間英語と無縁の人生でした。

 

たまたま2週間のまとまった時間が手に入り、「エイヤッ」と飛び込んだフィリピンでの「英語留学」が今の英会話のきっかけとなりました。2週間の留学では劇的な成長も感じられず、「ちょっと英語に慣れたかな」くらいの成果でした。しかし帰国直前に講師から言われたのが、「毎日継続して英語に触れることが大切です。たとえ短時間でも良いから英語の学習を続けてください」という言葉でした。

 

そして帰国後すぐに講師のアドバイスを実行すべくネットで学習方法を探しました。その際私がポイントとしたのが「安い」「無理なく続けられる」「外国人の英語」「近くて自分の時間に合った学校」でした。そこでオンライン英会話というものがあり、これなら自分の希望を満たすことに気が付きました。同時にオンライン英会話の講師の多くがアメリカ人やイギリス人ではなくフィリピン人であると知りました。それは以前の私なら躊躇するポイントだったかもしれません。しかし実際にフィリピンでフィリピン人の陽気さ・フレンドリーさを知った私にとって、それが始める決め手となりました。

 

オンライン英会話はたくさんあって迷う!

 

オンライン英会話を始めることは決めたものの、問題はどこのサービスを選ぶかでした。システムや料金などについては、小さな違いはあるものの大枠の部分において同じように感じました。そこで口コミやランキングで上位にあった「DMM英会話」「レアジョブ英会話」「ECCオンライン英会話」「産経オンライン英会話」にターゲットを絞りました。幸いなことにどのサービスにも無料体験レッスンがあり、レッスンの雰囲気くらいは掴めそうなので試してみることにしました。

 

「レアジョブ英会話」と「DMM英会話」では、「いいな」と思った講師の予約が取りにくい状況でした。レッスンの内容には特に不満を感じることはありませんでしたが、気に入った講師には継続して担当してほしいと考えていたので、予約が取りにくい事はかなりのマイナスポイントとなり、断念しました。

 

「ECCオンライン英会話」はスカイプを使用しておらず独自のシステムを使っていました。結構使い易かったです。レッスンも講師の自宅からではなく、現地オフィスから行なうので、回線に問題はなく音質もクリアでとても安心して受けられました。一方30分前にならないと教材を見ることができないルールが独特でした。それは私にとってマイナスポイントでした。私は予習と復習をしっかりとしたかったからです。そしてここも断念しました。

 

「産経オンライン英会話」には正直あまり期待していませんでした。これといって特徴的なものも感じられず、講師数も特別多い訳ではなさそうでした。無料レッスンがなければ選んでなかったかもしれません。しかし実際に受けてみて良かった点は他のサービスと比べると予約が取りやすいとことでした。毎回同じ講師を予約したい私にとってはこれは重要なポイントでした。今思い出すと、各講師のプロフィールページにある自己紹介動画も発音や話すスピードなどを確認するうえで役立ちました。似たような自己紹介なのに講師によって聞き易さに雲泥の差を感じました。

 

産経オンライン英会話に決定

 

一通り受講してみて、レッスンの進め方や予約システムについては各サービスの間に大きな差は感じませんでした。講師との相性や、予約の取りやすさなどが自分に合うかどうかが重要だと思いました。

 

一番予約が取りやすかったのは「産経オンライン英会話」でした。各講師が持つ1日当たりのコマ数が比較的多いように感じましたが、実際には分かりません。もしかすると他サービスよりも会員数が少ないからなのかもしれません(ごめんなさい。想像です)。いずれにしても私の要望を満たしそうなのは「産経オンライン英会話」であると判断してここに決めました。

 

また、「産経オンライン英会話」ではよくキャンペーンが実施されているようです。私の時に実施されていたのは、申し込んで3ヶ月以上継続することを条件に30回分(25分×30回、期限なし)のチケットがもらえるというものでした。金額にすると8000円近い商品です。私はとりあえず3ヶ月間は継続する予定だったので、このキャンペーンは私の背中を大きく押すこととなりました。

 

受講プランは「毎日25分プラン」(税込み5980円)を選びました。なぜなら私の想定する受講スタイルが基本的に毎日、早朝仕事前だったからです。1ヶ月30回受ければ1回当たり約200円、週5回の受講だとしても300円程度です。一般の英会話教室と比べると、マンツーマンの英会話でこの価格は激安です。一方、このプランのデメリットは一度予約すると、その予約を消化(受講もしくはキャンセル)しないと次の予約ができないことです。つまり先の複数の予約ができない、ということになります。しかし私の場合は毎日の受講が前提であり、今日を消化しないと明日が受けられないとなれば、俄然やる気が湧いてきます。その点でも私にとってこのプランは価格も含めて最適でした。このプランのデメリットは一度予約すると、その予約を消化(受講もしくはキャンセル)しないと次の予約ができないことです。しかしこれも考え方次第だと思います。テレビの録画でも予約するだけで満足してしまい、実際には見ないで過ぎてしまうことが多い性質の私です。1日ずつしっかりと消化しないと先に進めないこのシステムは、眠気でつらい朝でも「さあ、今日もレッスンを受けて、また次の予約を入れるゾ」とやる気を奮い立たせてくれます。まぁ、実際には無理なら事前にキャンセルしたり無断欠席して予約時間が過ぎれば、また次の予約は取れると思います。しかし私の場合は、それは変な習慣がつきそうで嫌ですし、自分に負けたようで嫌なのです。ですからその点でも私にとってこのプランは価格も含めて最適でした。

 

レッスンを受けてみて

 

開始初期の頃は、2、3回ごとにわざと講師を変えていました。それはいろんな講師と当たってみて、どんな講師が自分と合うのか、どんなレッスンの進め方があるのか雰囲気を感じたかったからです。たいてい講師との第一回目は自己紹介で大半の時間が過ぎてしまいます。この頃はお互いに相手の事がよく分からず、手探り状態です。特に講師にとっては私の英語のレベルも把握できていないので、私に自己紹介させたり、軽い会話のキャッチボールをしながら私の英会話力を探っていたのではないでしょうか。私の方も「この講師は指摘が少なくて、あまり自分の為にならないな」、「講師ばかりが一方的に話して、私にあまり話させてくれないな」とか「よくチャットボックスに英語を書いてくれるので分かりやすいな」など多くの講師と接することで様々なレッスンの進め方を知ることができました。

 

そうするうちに私の受講ペース(毎日&早朝)に合って相性も合う講師に出会いました。その講師とは10カ月近く今でもレッスンが続いています。間もなく産経オンライン英会話を始めてから1年が過ぎますが、その講師とは10カ月近く今でもレッスンが続いています。そして途中、その講師が1週間休講となった時があり、その時たまたま出会った講師が発音にとても厳しい講師でした。私は当時自分の発音の悪さと日常会話で話せるフレーズの不足を感じており、その臨時講師に相談してみたところ、テキスト外のネットサイトをレッスンで使うことを勧められました。それ以降、休講から復帰した講師とは会話文や記事を中心とした日常英会話(現在はビジネス英会話)のレッスンを行ない、もう1人とはSpeak Languageという外部サイトを利用した基本フレーズや発音のレッスンを行なっています。「産経オンライン英会話」では受講内容について、受講生の希望に柔軟に対応してくれるので、自分次第で効率良く、高いモチベーションや満足度を保ったまま受講を続けることができると感じています。

 

講師との付き合いも長くなってくると、その講師は私の興味のある話題や得意な分野を把握するので、フリートークではしばしばそのような話題を振ってくれます。私にとっても話題が自分の得意分野だと言葉が次々と湧きだすように口から出てきます。そういう時が「自分は英語が上手くなってるかも」と感じる瞬間です。

 

振り返ってみると、最初の頃は「自分が言えること」を話そうとしていました。現在では「自分が言いたいこと」を話しています。まだまだ表現できない部分も多いです。単語、文法的に伝える事ができず苦しむことも多いです。しかし、今では何とかして言い表そうと努力して伝えるようになりました。そして実際に英語を話す場面では、何かを伝えなければならない状況が多いと思います。だから必死に英語を口から紡いだ後で「今のはどう言えば良いの?」と尋ねるようにしています。「フリートークを単なる雑談で終わらせない」、この積み重ねが後々活きてくると信じています。

 

産経オンライン英会話を受講して感じたデメリット

 

正直、「産経オンライン英会話」特有のデメリットを感じたことはありません。しかし注意すべき点はいくつかあると感じています。これは他のオンライン英会話にも通じる事かもしれません。

 

自分に合った講師を探すには、それなりに時間がかかります。特に「産経オンライン英会話」には評価などもないので、実際に受講してみて判断するしかありません。プロフィールも一応参考にはしますが、あくまでも参考程度のものです。私の場合は、講師歴(期間)と自己紹介動画で講師をピックアップしています。動画は英語の聞き取り易さを確認するためです。特に英語に慣れていない間は、発音やスピードなど自分の「耳に合う」講師を探すことが重要だと思うからです。

 

「産経オンライン英会話」では講師の質がバラバラであると感じます。良く言えば個性的と言えるでしょうか。ある日本好きの講師は日本の文化にとても興味を示し、フリートークは長くなりがちで、こちらからストップをかけなければ25分間話し続ける勢いです。また別の講師は発音に厳しく、本文の内容よりも「L」と「R」の発音でレッスンが終わったりします。さらに一方では発音や文法間違いをほとんど指摘しない「優しい」講師もいます。講師によってやり方は様々ですが、みんな受講生の事を思い、良かれと思ってそのやり方選んでいるのだと思います。だから講師のペースに流されずに自分でしっかりと自己主張することが大切です。進め方などについては、予約時に「レッスン内容」欄に書き込むことでができるので、「厳しく発音をチェックしてほしい」とか「文法間違いや正しい間違ったフレーズをなるべく指摘してほしい」などと書く事で希望を伝えることができます。

 

フィリピンは日本に比べると電力のインフラが弱いように感じます。また回線スピードも安定していないようです。だからレッスン中にノイズが入ったり、映像が止まりがちになったり、最悪通話が切れたりもします。ただしこれは「産経オンライン英会話」に限ったことではないと思います。これまでもフィリピンの天気が悪かったり台風が来たりすると、レッスンが行われなかったり、音声のみの通話となったりと、頻度は低いですがいろんなトラブルはありました。しかし講師側も何とかしようと努力しますし、慣れてくると後日そのネタで盛り上がったりして貴重な経験となります。勿論講師の都合でレッスンがキャンセルになった場合には、事務局に問い合わせると振り替えチケットで対応してくれるので安心です。もし安定した通信を望むなら、私の経験上なるべく都市部(マニラなど)に住む講師を選ぶと良いかもしれません。しかしこれも何回か受講してみなければ判断できません。もしくはいっそのこと「ECCオンライン英会話」を選択するのも良いでしょう。

 

これはデメリットと言えるか判断に迷うところですが、背景音として生活音が聞こえる場合があります。例えばあるダバオの講師の早朝レッスンを受講すると、遠くに鳥の鳴き声が聞こえてきます。日本では耳にしない鳴き声です。私にとってはのどかで癒されるのですが、人によってはどうなのでしょう?他にも「カチャカチャ」と周りで食器のような音が聞こえたりする場合があります。これも講師に左右される部分です。良くも悪くもあまりビジネスライクではありません。

 

最後のデメリットとして、人によっては「スカイプ」というのが難敵かもしれません。私はパソコンを複数持っているのですが、レッスン初期の頃、パソコンによってはスカイプを立ち上げるとパソコンの動作が不安定になったり、突然シャットダウンしたりしました。スカイプを最新版に更新すると突然そのスカイプが使えなくなったこともあります。現在では少し古めのパソコン(Windows 7)にスカイプだけを入れて、スカイプは更新せず、「レッスン専用パソコン」として使用しています。そして隣にもう1台パソコンを置いて、テキストを表示したり、分からない単語を調べたりしながら受講しています。パソコンが苦手な人だと、ちょっとしたトラブルが生じた時に対応が難しいかもしれませんね。

 

産経オンライン英会話を受講して感じたメリット

 

私にとってのメリットは「産経オンライン英会話」で用意されている教材以外にもレッスンで対応してくれる、ということでしょう。例えば私は現在2人の講師から毎日交互にレッスンを受けています。1人とはサービス側が用意した教材を用いたレッスンを行なっています。もう1人とは「Speak Language」という日常会話のフレーズ集的な外部のインターネットサイトを使ってレッスンを進めています。つまり受講生ごとにカスタマイズしたレッスンを提供してくれるということです。

 

また私は仕事上、英語のHPを運営しており、商品説明や利用規約などを更新する時には文章をチェックしてもらい。時には顧客からの問合せメールを説明してもらったり、こちらか送るメールの文言が「意味が通じる文章か?」「失礼な言い回しではないか?」など添削してもらいます。もしあなたが学生で英語のレポートを提出する必要があったり、仕事で英語を使った報告書やメールを書く必要があるなら英語学習以外に役立てることも可能です。

 

何度も繰り返していますが、予約の取り易さもメリットです。たいてい同じような時間帯に同じ先生を予約することができています。それは安定したレッスンに繋がるので、重視すべきポイントだと思います。

 

まとめ

 

毎日受講していると、全体的に上手く話せた日や逆に聞くのも話すのも全くダメな日があります。そんな日の繰り返しの中で「自分はいったいどの程度成長しているのだろう?」と不安に思うこともあります。しかし海外旅行に行くと、そんな自分の成長を強く実感します。気が付くと空港やホテルで英語での受け答えをし、インフォメーンでトイレの場所を尋ねている自分がいます。いつの間にか外国人の英語を聞くこと、外国人に英語で話し掛けることへ抵抗が少なくなっているのです。それだけでも毎日レッスンを続けた甲斐があったというものです。

 

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産経オンライン英会話の口コミと評判は?

気になったので、他の受講者の口コミを調べてみました。

 

悪い口コミ

 

講師の質には正直疑問

 

誤った文法で教える講師がいます。例えば、"she doesn't have〜"というべきところを"she hasn't〜"と言い張ったり。また、講師数もあまり多くないように見受けられます。

40代男性


 

ネット環境が悪い

 

他のオンライン英会話もそうですが、ここは特にネット回線が悪く会話が聞こえないわ、すぐ途切れるわで時間だけが過ぎていきます。

40代女性


 

サポート体制が貧弱

 

サポートに問い合わせても機械的な返事しかない。また、ホームページの更新も遅く、既にやめた講師も普通に載っている。

30代男性


良い口コミ

 

厳しく丁寧な講師陣

 

私は2020年に東京オリンピックでボランティアをすることを目標に英会話を学んでいます。そんななかこちらの講師のかたは丁寧に、そして厳しく指導してくれます。最初の一ヶ月は全く何を言っているのかわからなかったのですが、半年たった今では世間話をできるくらいになりました。

50代男性


 

産経グループの安心感

 

同業他社が新しい会社しかなく、ちょっと不安だったのですが、こちらは産経グループなので安心感があります。今の所特に問題は感じておらず、とても良いレッスンをしてもらっています。

50代男性


 

職業別の英会話はここが一番

 

私は接客業なのですが、最近外国人のお客様が増えて対応が大変になってきました。こちらの職業別のカリキュラムには、販売、タクシー運転手、料理人など、様々な職業に対応したカリキュラムになっているので、すごく役に立っています

30代女性


口コミのまとめ

ネット回線の悪さ、予約のとりずらさ、講師の質のばらつき、などは挙がっていますね。(これは他社でもよく言われることですが)
ただ、産経ブランドが好きなかたや、職業別の英会話を習いたい方にはちょうどいいかもしれません。

 

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