ブリッジSE英語力はどれくらい必要なのか？

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ブリッジSE英語力はどれくらい必要なのか？

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オフショア開発が普通になってきていて、ますますブリッジSEが求められています。オフショアの共通言語は、中国語、ベトナム語などの現地語ではなく、英語です。（もちろん現地語をしゃべるるにこしたことはありません）

そして、「英語がしゃべれないから」といって、ブリッジSEになることを諦めてしまっている方も多いです。今回の記事では、ブリッジSEとして活躍するためには、どの程度の英語力が必要なのかをご説明します。

結論から言うと、今からブリッジSEになろうとしている方には、こう申し上げています。

ネイティブレベルである必要はなく、日本の中学卒業レベルの英語力（TOEICスコアで言えば500程度）があれば十分です。

理由を説明していきます。

基本的に話すのは業務についてのみ

英語を使う目的は、システム（なんらかのソフトウェア）を作るためです。なので、話すのは、業務についての連絡なので、お互いの趣味嗜好や人生観などを話す必要はありません。当然、難しいのは、後者です。

業務については、専門用語をきちんと英語で抑えていれば、中学レベルの文法で伝えることができます。また、相手が言っていることがわからなければ、何度でも「Could you say that again more slowly, please?（もう一度ゆっくり言っていただけますか？）」と言えばいいことです。こちらが発注者なので、遠慮する必要はありません。

また、当然中学卒業レベルで、業務を開始すると最初は苦労します。ですが、半年もすれば、どのような単語やフレーズが必要かがわかってきます。この苦労をせずに、最初から英語力を完璧にしてから、ブリッジSEになるのは効率が悪いのでオススメしません。おそらくいつまでたってもブリッジSEにはなれないでしょう。

あなたを採用する会社も、最初はきちんとサポートしてくれるはずで、最初から一人にプロジェクトを任せることはありません。

必要なのはマネジメント力

PM（プロジェクトマネージャー）や、SEでも外注の管理、などを経験したことがなく、プログラミングをメインに仕事をしてきたエンジニアさんが困るのは、英語よりもマネジメントスキルです。

日本でいうSEという職種には、プログラミングや実装などの業務も含む幅広いものです。ですが、ブリッジSEはオフショア先のエンジニアを管理するので、基本的に実装の作業はせずに管理の仕事になります。なので、スケジュールや組織の管理になります。なので、そのあたりに慣れているのであれば、すんなり入っていけるはずです。逆に管理業務が始めてであれば、プロジェクトマネジメントについての本などで、知識だけでも勉強しておいたほうがいいです。

メインは文書によるコミュニケーション

ブリッジSEは2種類あります。

日本国内から遠隔で指揮するブリッジSE
現地に行って現地エンジニアを指揮するブリッジSE

現地に行く方は対面でのコミュニケーション、国内の方は電話やスカイプなどで、実際に会話する機会はあります。ですが、そのような会話さえも、メールやドキュメントをベースに行います。なので、日本人が苦手な英会話に大きく依存することはありません。重要なことはメールやドキュメントにしっかり書いておけばよいのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

ブリッジSEに必要な英語力について、すこしでもイメージして頂けたら幸いです。

なお、基本的なビジネス英会話については、スカイプ英会話を利用して慣れておくのはありです。どっちにしても現場に入って半年経てば慣れてしまうのですが、最初の苦労を少しでも軽減したい方は、よくあるシチュエーションでの会話などをロールプレイしておくといいかもしれません。

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